院長挨拶
院長挨拶
皆様こんにちは。東武練馬中央病院院長の今井富彦と申します。
当院は東武東上線の東武練馬駅から徒歩 5 分程の位置にあり、医療法人慈誠会の 2 番目の病院として昭和 42 年 3 月に開院し、当地で医療提供をスタートいたしました。
これまでの歩みの中、諸先生方はじめ、多くのスタッフの熱意や努力により、地域に根ざした医療を担ってきましたが、これからもより一層地域密着型の病院として、地域の皆様から信頼される病院を目指して参ります。
現在、日本社会の問題として少子高齢化が進行しており、これまでの社会概念や様式といったものが変化しております。また、国の方でも医療、介護等の社会保障の観点から、住み慣れた地域でいつまでも自立した生活を送れるような仕組みづくりを進めており、それに伴い医療や介護を取り巻く環境も、ひと昔に比べて、より個別に対して柔軟かつ細やかな介入が必要となっております。
そのため当院では、入院の施設基準として一般病棟の他に、地域包括ケア病棟、回復期リハビリ病棟、療養型病棟を設け、ケアミックス型の病院としてあらゆるケースの患者様にも対応できるよう運営し、医師、看護師や多くのスタッフを含めたチーム医療を行っております。
一方、外来においては高血圧症や糖尿病等の慢性疾患を始め、循環器疾患、腎疾患や、物忘れ等の専門分野に精通した医師を配置し、患者様個々に合わせた治療を行っております。また、内科以外の診療分野におきましても幅広く対応できるよう、外科、皮膚科、泌尿器科等も大学病院からの専門医が対応しております。
最後に、医療とは単に病気を治すという意味に捉えがちですが、当院のような地域密着型の病院では、身体的側面だけでなく、その人の生き方や取り巻く環境等も勘案しながらの支援も必要かと思います。そのために、今後もより一層、スタッフ一同、思いやりのある心がけで、医療提供に取り組んで参りたいと考えております。