
地域包括ケア病棟
地域包括病棟は、平成26年度診療報酬改定により新たに認められ、当院では平成26年4月より「地域包括ケア病床」を2階病棟の中に開設しました。現在、24床体制で運営しています。
地域包括ケア病棟とは
急性期の治療が終了し病状が安定した後、すぐにご自宅や介護施設に退院するには不安があり、もう少しの入院治療で改善が見込まれる患者様のために、お体や生活の準備を整えることを目的に入院する病棟です。
『地域包括ケア病棟』では、医師や看護師、リハビリスタッフが患者様・ご家族様と協力し、患者様のご自宅や介護施設等への在宅復帰に向け、治療や支援を行っていくほかにも、看護師とソーシャルワーカーにより患者様の退院支援、退院後のケアについてサポートいたします。
地域包括ケアシステムとは
団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・生活支援が一体的に提供されるシステムのことです。

受入対象となる方
経過観察が必要な方 | 在宅復帰の準備を進めたい方 | 一時的な入院を要す方 | 入所準備をされている方 |
入院治療後、病状は改善したが経過観察が必要な方 | 在宅復帰にむけて介護などの準備を進めたい方 | 在宅療養中の状態の悪化などにより一時的な入院が必要な方 | 有料老人ホームや養護老人ホーム等の福祉施設への入所に向け準備をされている方 |
入棟期間
地域包括ケア病棟でのご入院は最大で60日となります。