地域包括ケア病棟は、平成26年度診療報酬改定により新たに認められ、当院では平成29年4月より「地域包括ケア病床」を2階病棟の中に開設しました。平成31年1月現在、24床体制で運営しています。

地域包括ケアシステムとは… 団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・生活支援が一体的に提供されるシステムのこと。

地域包括ケアシステム

急性期の治療が終了し病状が安定した後、すぐにご自宅や介護施設に退院するには不安があり、もう少しの入院治療で改善が見込まれる患者様のために、お体や生活の準備を整える事を目的に入院する病棟です。

『地域包括ケア病棟』では、医師や看護師、リハビリスタッフが患者様・ご家族様と協力し、患者様のご自宅や介護施設等への在宅復帰に向け、治療や支援を行っていくほかにも、看護師とソーシャルワーカーにより患者様の退院支援、退院後のケアについてサポートいたします。

受け入れ対象となる方は?

経過観察が必要な方

入院治療により病状は安定したが、もう少し経過観察が必要な方

運動器リハビリが必要な方

骨折などの手術後で、継続した運動器リハビリが必要な方

帰る準備を進めたい方

日常生活に不安を感じ、様子を見ながらご自宅へ帰る準備を進めたい方

入所準備をされている方

有料ホームや養護老人ホーム等の福祉施設への入所に向け準備をされている方
※地域包括ケア病棟でのご入院は最大60日以内となります。

地域包括カンファレンス

主治医、看護師、医療相談員、リハビリスタッフでリハビリや病棟内でのADL状況といった患者様の情報を他職種と共有しADLの変更、治療方針や生活環境の検討、今後の退院に向けた見通しを立てていきます。それにより効果的なリハビリの提供をしています。地域包括ケア病棟は入院期間が60日以内と短期のため、週に1回カンファレンスを実施し、患者様の変化に合わせた円滑な退院調整を行っています。

訪問リハビリ開始

H30年12月から訪問リハビリテーションを開始しています。
主に当院を退院した患者様を対象に退院後の在宅生活が安全に送れるよう、スタッフがご自宅へ伺ってご本人の日常生活に沿ったリハビリテーションを提供しています。心身機能の維持・向上、日常生活動作の向上を図ると共に自宅環境の問題点に対し、動作指導やケアマネージャーと連携して福祉用具の選定や環境調整を行い早期の問題解決に取り組んでいます。

地域リハビリテーション活動

 「板橋区おとしより健康福祉センター」や「板橋区地域リハビリテーションネットワーク」と協同し、地域の集会所に出向き地域住民の方に介護予防啓発の出前講座や筋力トレーニングの指導を行っています。

地域リハビリテーション活動